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povo2.0のオンライン手続き全解説!よくある「困った!」に答えます

目次

povo2.0はau(KDDI)が提供するスマホ向けの格安ブランドです。この記事ではpovoの最新プラン「povo2.0」の各種手続きと注意点について解説していきます。auや他社からpovo2.0への乗り換えを検討されている方はぜひ参考にしてください。

「基本料0円〜」のpovo2.0

auのオンライン専用ブランドpovo2.0は「基本料金ゼロ」で利用できる人気のサービスです。
povo(povo1.0)が登場したのは2021年3月のことでしたが、半年後の9月には新プランの「povo2.0」が登場し、さらに魅力的なサービスへと進化しました。

povo2.0の手続きには申し込み(契約)手続きをはじめ、au・povo1.0からのプラン変更、トッピング、申し込みのキャンセルや解約、povo2.0をiPhoneで使用するための操作などがあります。ちなみに各種手続きの方法は今後変更されることもあるため、povo2.0の公式サイト『お客様サポート 』のページも一緒に確認してみてください。

povo2.0の新規申し込み

申し込み

povo2.0の申し込みは公式サイトから行います。ページ下部にある『お申し込みはこちら』のリンクをクリックして、

【1】povo1.0からpovo2.0へ変更
【2】auからpovo2.0へ変更
【3】UQ mobile/他社からpovo2.0へ変更
【4】新しい番号を取得し、新規契約

のいずれかで申し込み手続きを行います。申し込みに必要なものは本人確認書類とクレジットカード情報、そしてpovo2.0に対応したiPhoneなどの端末です(povoでは端末の販売はしていません)。

なおUQ mobileや他社からpovo2.0に乗り換える場合は、事前に現在契約している会社で「MNP予約番号」を受け取っておく必要があります。

プラン変更

povoの料金プランはひとつだけです。このため厳密にはプランを変えるということはありませんが、9月以前に提供されていたpovo1.0から、またはauからpovo2.0への「プラン変更」は可能です。

povo1.0から変更する場合

povo1.0からpovo2.0への変更手続きはこちらのページからです。あらかじめ「クレジットカード情報」と「利用する端末」を用意したうえで、以下の手順で手続きを進めます。

1. povo1.0の回線のau IDを入力して、「au ID認証」と「povo2.0のアカウント作成」をする
2. SIMタイプを選択し、契約者情報の入力と同意事項の確認を行う
3. SIMカード、もしくはeSIMの開通手続きを行う

なお3の手続きについては、後ほど「SIMカードの有効化」と「eSIMへの変更」の見出しで説明します。

auから変更する場合

auのプランからpovo2.0への変更手続きはこちらのページからです。やはり事前に「クレジットカード情報」と「利用する端末」を用意したうえで、以下の手順で手続きを進めます。

1. auの回線のau IDを入力して、「au ID認証」と「povo2.0のアカウント作成」をする
2. SIMタイプを選択し、契約者情報の入力と同意事項の確認を行う
3. SIMカード、もしくはeSIMの開通手続きを行う

povo2.0新規申し込み手続き後の作業

SIMカードの有効化

povo2.0を契約したら「au ICカード(SIMカード)」の有効化が必要です。SIMカードとは契約者の個人情報などが記録されるICチップ付きの小さなカードで、eSIMとの対比から「物理SIMカード」とも呼ばれます。

SIMカードの有効化には「povo2.0アプリ」が必要です。あらかじめ端末にアプリをインストールしておきましょう。

1. アプリで「SIMカードを有効化する(povo2.0への切り替え/SIMカードを有効化する)」をタップ
2. 「バーコードをスキャンする」をタップ
3. SIMカード台紙のバーコードを読み取る
4. 「SIMカードを有効化する」をタップ

SIMカードの有効化が完了するとEメールで通知されます。その後は以下の操作を行うことでpovo2.0が使えるようになります。

5. SIMカードを端末に挿入する
6. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
7. ガイダンスを最後まで聞き、電話を切る

eSIMへの変更

eSIMに対応した端末を利用している場合は、eSIMでpovo2.0を開通させることもできます。eSIMとは端末に埋め込まれたSIMのことで、新規・機種変更にかかわらずSIMカード(物理SIMカード)の挿入は必要ありません。SIMカードが郵送で届くのを待つ必要がないため、時間がない方や「いますぐpovo2.0を使いたい」という方にも向いています。

eSIMの有効化にも「povo2.0アプリ」が必要です。ネットワークへ準備ができたら以下の流れでeSIMの有効化〜端末の設定を行います。(iPhoneの場合の手続き方法です)

1. povo2.0アプリで「eSIMを発行する」をタップ
2. 「次へ」をタップし、eSIM有効化の完了メールが届くのを待つ
3. povo2.0アプリで「eSIMの設定」をタップ
4. SM-DP+アドレスの右横の英数字を長押ししてコピーする
5. iPhoneの「設定」アプリで「モバイル通信」をタップ
6. 「モバイル通信プランを追加」をタップ
7. 「詳細情報を手動で入力」をタップ
8. コピーした英数字をアドレス欄に貼り付け
9. povo2.0アプリに戻り、アクティベーションコードの右横の英数字を長押ししてコピーする
10. 設定アプリに戻り、コピーした英数字をアクティベーションコード欄に貼り付け
11. 右上の「次へ」をタップ
12. 「モバイル通信プランを追加」をタップ
13. 「新規KDDIプランの名称」の下をタップ
14. カスタム名称に「povo2.0」と入力
15. 左上の「完了」をタップ
16. 「続ける」をタップ
17. povo2.0を選んで「続ける」をタップ
18. povo2.0を選んで「続ける」をタップ
19. povo2.0を選んで「完了」をタップ
20. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける

なおiOSのバージョンが最新でない場合は、20の前までにアップデートしておきます。

povo2.0契約者向けの手続き

トッピング

povo2.0には「トッピング」というシステムがあります。

データトッピング

必要な分だけギガ(データ容量)を購入できるオプションです。
  • データ使い放題(24時間):330円/回
  • データ追加1GB(7日間):390円/回
  • データ追加3GB(30日間):990円/回
  • データ追加20GB(30日間):2,700円/回
  • データ追加60GB(90日間):6,490円/回
  • データ追加150GB(180日間):12,980円/回

コンテンツトッピング

動画配信サイトの利用と動画配信サイトでのデータ利用が使い放題になるオプションです。
  • DAZN使い放題パック(7日間):760円/回
  • 使い放題パック(24時間):220円/回

 

通話トッピング

電話がかけ放題になるオプションです。
  • 5分以内通話かけ放題:550円/月
  • 通話かけ放題:1,650円/月

 

サポートトッピング

スマホ故障時に交換端末を届けてくれるオプションです。
※利用時は交換負担金が発生します(iPhoneの場合:税込12,900円/回)
  • スマホ故障サポート:830円/月
トッピングの手続きは以下の流れで行います。
  1. アプリで購入するデータトッピングを選択
  2. 「購入」ボタンをタップ
  3. 「OK」をタップ

機種変更

povo2.0を利用中の人が機種変更をする場合、事前にauオンラインショップやApple Storeなどで端末を購入しておきます。以前の端末から新しい端末にSIMカードを差し替えれば(もしくはeSIMへの変更手続きをすれば)機種変更は完了です。

もし中古の端末に乗り換える場合は、その機種がpovo2.0に対応しているかどうかを確認してください。※公式ページの『対応端末』で確認します。

申し込みのキャンセル

povo2.0の申し込みは「キャンセル」が可能です。ただしキャンセルできるのは以下の2パターンに限られます。

1. 商品発送前…オンラインショップの「注文履歴」で「注文をキャンセル」をクリック
2. povo2.0が利用可能になった日、または契約書面を受領した日のいずれか遅い日から起算して8日を経過するまでの間…povoサポートからチャットで連絡

解約

povoの解約は、povo1.0とpovo2.0で手続きのページが異なります。povo1.0の手続きにはau ID、povo2.0の手続きでは登録時のメールアドレスが必要です。

povo1.0解約ページ
povo2.0解約ページ

解約のタイミングは「手続き完了時」です(MNPの場合は他社開通時)。解約金や違約金、手数料はかかりませんが、povo1.0の場合は解約月の基本料金が満額請求されます。またトッピングについては通話トッピングが満額請求で、スマホ故障サポートが日割り請求となります。

povo2.0の注意点

使い勝手の良さが光るpovo2.0ですが、契約にあたってはいくつかの注意点もあります。

オンライン専用

povo2.0は「オンライン専用」プランです。契約手続きはもちろん、SIMの開通手続きやトッピングの追加、困った時のサポート、さらには解約まで、すべてオンライン上で行います。

もし「対面でサポートしてほしい」という場合は、auやUQ mobileがおすすめです。

auの支払方法や割引は引き継がれない

povo2.0はauと同じKDDIのプランですが、すでにauを利用している人がプラン変更する場合でも、引き継がれるのは氏名や住所、生年月日といった一部の契約者情報だけです。

支払方法や割引、契約期間、キャリアメール、au契約者向けの特典などは引き継がれないため注意してください。

家族割がない

povo2.0には「家族割」がありません。もちろんauから家族割を引き継ぐこともできません。

SIMロック解除が必要なケースも

ドコモ、ソフトバンク、UQ mobileからpovo2.0に乗り換える場合、端末のSIMロック解除が必要になる場合があります(SIMロックは特定のキャリア回線以外で端末を使えないようにする機能です)。

SIMロック解除が必要か、SIMロック解除が可能かどうかの判断は、キャリアごとに多少異なります。詳しくはそれぞれのキャリアのサポートページで確認してください。

ドコモ『SIMロック解除
ソフトバンク『ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除
UQ mobile『SIMロック解除

povo2.0の手続きは簡単!

povo2.0の手続きはWEBサイトやアプリから行うため、日常的にスマホやPCを利用している人なら迷わずに利用できるでしょう。一方、povo2.0で使う端末はあらかじめ自分で用意しなければならず、スマホの保証についても自分で検討する必要があります。あらかじめスマホ保険に加入するなどして「もしも」の場合に備えるようにしてください。

 

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この記事の著者

Mysurance 編集部