2021年3月、KDDIグループが新提案したオンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」。
安価な料金プランに魅力を感じている方も多いのではないでしょうか?
povoはオンライン専用プランと紹介されている通り、店頭でのプラン変更手続きが出来ません。
したがって、手続きは申し込みサイトから自分で行う必要があるのです。
そこで、本記事では「povoの分かりやすい申し込み手順」や「手続きがうまくいかない時の対処法」を詳しく解説します。
携帯料金の見直しを検討している方は、この機会にプラン変更してみるのもおすすめです!
povoの申し込みって難しい?わかりやすく手順を解説
引用|povo公式
申し込みやプラン変更の手続きを自分で行わなければいけないと聞くと、どうしても難しいイメージを持ってしまう方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、分かりやすい申し込み手順をパターン別に紹介します。
現在使っているキャリアからの乗り換えはもちろん、新規契約の手順も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
他社からpovoに乗り換え/povoを新規契約する手順
事前に準備が必要なもの
- MNP予約番号
- クレジットカード
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか)
手続きの手順※画像はいずれも povo公式 からの引用
- 現在契約しているキャリアで「MNP予約番号」を取得してください。
各社のMNP予約申し込み先はこちらから確認できます
- povo2.0のアプリを「Google Play」「App Store」からダウンロードします。
- povo2.0のアプリを開くと、「利用規約」が表示されますので、内容を確認します。
ページを最後までスクロールすると「続ける」ボタンが押せるようになります。
- 次に、「プライバシーポリシー」が表示されます。おなじくページを最後までスクロールし、「続ける」ボタンを押します。
- 「povo2.0を申し込む」を押します。
- 「SIMタイプ」と「契約タイプ」を選択します。
他社から乗り換えの場合は、「契約タイプ」で「他社からのお乗り換え」を選択します。
新規に申し込む場合は、「契約タイプ」で「新規契約」を選択します。
- povo2.0のプランが表示されます。「ベースプラン0円/月」のワンプランのみのため、内容を確認して「次へ」を押します。
- 申し込みにはアカウント登録が必要になります。メールアドレスを入力して、「次へ」を押します。
- 認証コードの入力を求められます。入力したメールアドレスに、povo.jp から「ログインに必要な認証コードをご確認ください」という件名のメールが届きます。メールを開くと、6桁の認証コードが記載されていますので、povoアプリのページで入力します。
- 申し込み内容を確認します。
- 同じページで、「重要事項説明」への同意を求められます。
それぞれのチェックボックスを押すと、ポップアップで各項目の説明が開きますので、ポップアップの下部「・・・を確認し、同意します」をチェックします。
(これを4項目分繰り返します。)
- お支払い方法を設定します。現状、クレジットカードでの支払いのみ選択できます。
- クレジットカード情報を入力し、「設定する」を押します。
- 開通までのステップが表示されますので、「次へ進む」を押して、本人確認の書類を登録します。
本人確認に利用できる書類は、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれかです。
- 氏名、住所等の個人情報と、MNP予約番号を入力します。
- SIMカードの配送先を設定します。
-
SIMカードが手元に届いたら、SIMカードの有効化を行って完了です!
auからpovoに乗り換える手順
auのプランからpovo2.0への変更手続きはこちらのページからです。やはり事前に「クレジットカード情報」と「利用する端末」を用意したうえで、以下の手順で手続きを進めます。
1. auの回線のau IDを入力して、「au ID認証」と「povo2.0のアカウント作成」をする
2. SIMタイプを選択し、契約者情報の入力と同意事項の確認を行う
3. SIMカード、もしくはeSIMの開通手続きを行う
povoに申し込み後はいつから料金やプランは適用されるの?
申し込み後、プラン適用までにかかる期間について解説します。
適用までの期間は「契約内容」や「手続きの時間帯」などによって変化するので、しっかり把握しておきましょう
基本的に申し込み後すぐに適用される
ただし、申し込み手続きを行う時間帯によって、利用開始が遅くなってしまう場合も。
eSIMを利用する場合、手続きの受付時間が9時30分〜21時なので、夜間に申し込むと翌朝の9時30分以降から利用開始になります。
基本的に「夜間に手続きを行った場合、利用開始は翌朝から」になることを頭に入れておきましょう。
au ICカードを申し込んだ人は届き次第適用される
契約時に選択した「SIMカードのタイプ」によっても利用開始が遅れることもあります。
他社からの乗り換えや新規契約で「au ICカード」を選択した場合、新しいカードが手元に届くまで利用できません。
カードが届くまでの日数は、住んでいる地域や混雑状況によって異なりますが、大体5日〜1週間程度かかります。
なるべく早く利用開始したいという方は、eSIMの利用を検討するなどの対策をしましょう。
申し込み後の利用状況はアプリで確認可能
申し込み後、きちんとプランや料金が適応されているのか気になる方はアプリで確認してみましょう。利用状況以外にも契約内容の確認や、トッピングの購入もアプリから手続きできます。
アプリは、Google PlayかApp Storeから「povo2.0」と検索すればダウンロードで可能です。申し込み手続きにも利用するので、早めにダウンロードしておきましょう!
povoに申し込みができない!6つの対処法
「何度もチャレンジしているけれど、申し込みがうまくいかない…」という方のために、すぐに使える対処法を紹介します。
手続きでつまずきやすい6つのポイントをひとつずつみていきましょう!
povoの申し込みができないプランの場合は移行手続きを
現在、利用しているプランによっては、povoに申し込みできない場合があります。
例えば、auからpovoに移行する場合、以下のプランからは申し込みができません。
• LTEプラン(V)
• 2年契約(自動更新なし)
申し込み前に、契約内容をきちんと確認しておくことをおすすめします。
ウォッチナンバー契約者は他の回線から申し込む
povoは、ウォッチナンバー非対応のサービスなので契約手続きが行えません。
申し込み手続きは、ブラウザアプリなど他の回線を利用しましょう。
※ウォッチナンバーとは
Apple Watch専用の電話番号を割り当て、単体で電話や通信可能にできるサービス。
利用するには、auで契約したiPhoneが必要。
解約や変更が必要なサービスがないか確認する
あらかじめ解約や変更をしておかないと、povoに移行できないサービスもあります。
auからpovoにプラン変更する場合、以下8つのサービスの解約手続きを済ませておきましょう。
• ナンバーシェア
• タブレットデータシェアプラン
• タブレットプランds(3年契約)
• タブレットプランds(2年契約)
• スマホセット割
• Qua Stationプラン ds.
• 無線LAN STICKプラン ds.
• auスマートバリューmine.
現在加入中のサービスやプランがわからない方は「au料金プラン確認ページ」から確認できます。
povo2.0の申し込みが進まない場合はメールの設定を確認する
povoの申し込み手続きが完了すると、登録したメールアドレスに契約完了のメールが届きます。しかし、povo2.0における問い合わせの中には、「完了のメールが届かない」といった事象がよくあるようです。
そのような場合、登録したメールアドレスの設定を確認してみましょう。
迷惑メールとして処理されてしまっている可能性があります。
もし、設定は問題ないのにメールが届かない場合は、登録メールアドレスの変更を試してみてください。
チャットでサポートを受ける
povoの問い合わせは窓口はもちろん、電話やメールにも対応していません。
どうしても申し込みができない場合は、povoの公式ページから「チャット」で質問してみましょう。
povo申し込みの注意点
手順通りに手続きを行えば簡単に契約可能なpovoですが、申し込みの際に注意しなければいけない点があるのも事実です。
そこで、事前に準備しておくべき書類や、支払いに関する重要な注意点を紹介します。手続きを始めてから慌てることがないように、しっかりと把握しておきましょう。
事前に必要な書類を用意しておく
新たに利用者登録をする場合、申し込み手続きの際に「本人確認」が必要です。
そのために、本人確認書類と容姿が確認できる顔写真を撮影し、提出しなければなりません。
本人確認書類として利用できる書類は以下の3点です。
- 運転免許証(公安委員会発行のもの※国際免許証を除く)
- マイナンバーカード
- 在留カード
3つの書類からいずれか1つを選択し、準備してください。
この際、申し込み時に入力した「氏名」「住所」「生年月日」が書類と一致していることを必ず確認しておきましょう。
支払いはクレジットカードのみ対応
新規契約や他キャリアから乗り換えの場合、povoの料金支払い方法はクレジットカードのみ対応となります。支払いに利用できるクレジットカードは以下の通りです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
ただし、auから乗り換える場合、現在利用している支払い方法を引き続き利用可能です。
例えば、現在auを銀行振替で契約しているならば、povoへ乗り換え以降も銀行振替で料金が支払えます。
申し込み手続きはすべて自分で行う必要がある
povoの手続きはすべて自分で行なう必要があります。
例えば、auの窓口でpovoの手続きを依頼できないのはもちろん、手続きに関する質問すら受付してもらえません。
「同じKDDIグループなのに対応が冷たい」と感じるかもしれませんが、人件費を削ることによって、povoは格安プランを実現しています。
面倒な手続きですが、月々の携帯料金を抑えるためには必要な労力と割り切ることも重要といえるでしょう。
povoで端末は購入できない
povoで端末の購入手続きはできません。
したがって、契約の際に利用する端末を自分で用意しておく必要があります。
ただし、auからプラン変更する場合は「au Online Shop」で機種変更してそのままpovoに申し込み可能です。
auからの乗り換えを検討している方には、おすすめのサービスといえるでしょう!
お得なpovoに申し込んで月々の出費を減らそう!
うまく活用すれば、携帯料金の大幅な節約が可能な「povo」。
自分ですべて申し込み手続きしなければならない手間はありますが、月々の出費を大幅に抑えられるのは非常に魅力的ですよね。
povoへの乗り換えを検討している方は、この記事を参考に手続きしてみてください!