• 損害保険ジャパン株式会社
  • Mysurance株式会社

GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の安心・安全な利用に向けた取組み
親子で学べる対話型教材の開発と保護者が任意で加入できるデジタル完結型保険の提供

 損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)と損保ジャパンの子会社で少額短期保険業を営むMysurance株式会社(代表取締役社長:川上 史人、以下「Mysurance」)は、GIGAスクール構想※1に基づく学校配布のタブレットやパソコン等(以下、「学校配布端末」)の利用にあたって留意すべき点を親子で学べる対話型教材「学校配布タブレットとの上手なつきあい方」を、静岡大学教育学部塩田研究室(以下、「静大塩田研究室」)監修のもと開発しました。あわせて、学校配布端末の破損等のトラブルに備えて、保護者が任意で加入可能なデジタル完結型の保険商品「親子のあんしん賠償プラン」の提供を11月11日から開始します。

※1:文部科学省が打ち出した5年間の計画で、義務教育を受ける児童生徒のために1人1台の学習者用タブレットやパソコンと高速ネットワーク環境などを整備するものです。https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_0001111.htm

 

1.背景

 GIGAスクール構想に基づき、全国各地で児童生徒に1人1台の端末が配布されていますが、学校配布端末を補償できる保険商品について、お客さまから損保ジャパンへのお問い合わせが本年から急増していました。
 Mysuranceと損保ジャパン(以下、両社)は、この実態をより深く知るべく、小中高生の保護者149名に対して学校配布端末に関する意識調査※2を実施したところ、多くの方が端末の破損や紛失のトラブル以外にも様々な不安を感じていることがわかりました。
 両社で検討を行った結果、端末のトラブルに対する補償だけでなく、適切な利用方法を学ぶことにより、お子さまがトラブルにあわないように、Mysuranceと産学連携共同研究※3の実績を持つ静大塩田研究室と連携し、親子で学べる対話型教材「学校配布タブレットとの上手なつきあい方」を開発することとしました。

※2:学校配布端末に関する意識調査の結果

SompoJapan-Mysurance-ShizuokaUniv_ResearchGraph

※3:静大塩田研究室との共同研究実績 https://www.mysurance.co.jp/hubfs/pdf/20200220_news.pdf

2.教材「学校配布タブレットとの上手なつきあい方」の概要

 リーフレット形式の教材で、保護者とお子さまが対話をしながら学校配布端末の適切な利用方法を学び、家庭での利用ルールを一緒に考えられる内容となっています。
 教材は無償でMysuranceの公式ウェブサイトからダウンロード可能です。
▼「学校配布タブレットとの上手なつきあい方」教材サイト
 www.mysurance.co.jp/literacy/giga

<教材イメージ>
GIGA-tablet-kyozai-image

 

3.保険商品「親子のあんしん賠償プラン」の概要

 Mysuranceが提供している家財を補償する保険に、損保ジャパンが提供する個人賠償責任補償特約※4をセットしたデジタル完結型の保険商品です。
 ※4:個人賠償責任補償特約は、日常生活において、被保険者ご自身またはご家族の方が、偶然な事故により法律上の損害賠償責任を負担することにより被った損害を補償する特約です。
 本プランでは、個人賠償責任補償特約の補償を拡充し、学校配布端末をご家庭で利用中に発生した破損や汚損、盗難などによって、保護者が賠償責任を負った場合の費用も補償します。そのほか、ネットいじめや不適切なサイト閲覧、著作権の侵害など、お子さまのインターネット利用に伴うトラブルが発生した場合に、弁護士に無料で電話相談できるサービスをセットしています。
 Mysuranceの公式ウェブサイトや取扱代理店のウェブサイトから簡単にお申込みいただけます。
▼「親子のあんしん賠償プラン」保険商品サイト
 https://www.mysurance.co.jp/service/fire/anshin-baisho/

4.今後について

 SOMPOグループの「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパス実現に向けて、両社は、自治体や賛同する企業とともに教材の普及活動やデジタル技術を活用した新商品の共同検討等連携を強化し、新たに発生する社会課題の解決に貢献してまいります。