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不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する
新家賃保証システム「Z-value」の提供開始

損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)の子会社で少額短期保険業を営むMysurance株式会社(代表取締役社長:川上 史人、以下「Mysurance」)は、家賃債務保証会社である全保連株式会社(代表取締役社長:迫 幸治、以下「全保連」)と連携し、入居者のスマートフォンで賃貸借保証委託契約と火災保険契約の同時手続きを可能とする新家賃保証システム「Z-value」の提供を本日より開始します。

1.開発の背景・趣旨

これまで、賃貸借契約時の賃貸借保証委託契約と火災保険契約は、対面手続きが一般的でしたが、長引く新型コロナウイルスの影響により、入居者と不動産管理会社の双方から非対面での手続き完結を求める声が急速に増加していました。
全保連とMysuranceは、非対面の手続きニーズに応えるだけでなく、賃貸関連事務の効率化や入居者の利便性および体験の向上に代表される不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するために、新家賃保証システム「Z-value」を開発しました。
これにより、入居者自身のスマートフォンで賃貸借保証委託契約と火災保険契約を同時に手続きすることが可能となります。

z-value_thumbnail

2.「Z-value」概要

「Z-value」は以下の特徴があります。

  1. 入居者のスマートフォンによる賃貸借保証委託契約・火災保険契約の同時手続き
    不動産管理会社は、全保連が提供する不動産管理会社向けシステム「Z-WEB」を操作して入居者へSMSまたはEメールで手続き案内を送信します。入居者は案内に記載されたURLから、賃貸借保証委託契約と火災保険契約を24時間365日いつでもワンストップで手続きすることができます。これにより、入居者の利便性が向上することに加え、不動産管理会社の業務が軽減されます。
  2. 賃貸借契約と火災保険契約の連動
    火災保険契約は賃貸借契約の開始以降、1年ごとの自動更新となり、更新漏れがありません。また、賃貸借契約の終了時には火災保険契約は自動的に失効となるため、解約漏れが発生しません。
  3. 保証委託料、保険料は家賃と合算して口座振替で収納
    一般的には2年または1年一括払の保証委託料および保険料について、全保連がそれらを月割りで家賃と合算して入居者から口座振替によって収納するため、入居者の住替え時の初期費用負担を軽減できます。また、入居者の保険料支払い漏れによる無保険リスクを軽減することができます。

<ワンストップ手続きのイメージ>

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3.入居者の「Z-value」手続き方法 

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4.不動産管理会社における「Z-value」の導入方法

「Z-WEB」を導入済みの不動産管理会社においては、簡単な申込書類を提出するのみで、最短1営業日で導入が可能です。

5.今後について

全保連とMysuranceは他業種とも連携しながら、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しする商品・サービスの実現を目指していきます。