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iPhoneのオススメは何GB?容量不足で後悔しないiPhoneの選び方を解説します

目次

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iPhoneの容量(GB)には複数のバリエーションが設定されています。一方AndroidのスマホのようにSDカードで容量を増やすことはできないので、購入の際は容量がいくつのモデルにするか、慎重に選ばなければいけません。

本記事では「何GBの容量を選べばいいのかわからない」「どれくらい使うのか検討もつかない」とお悩みの方のために、iPhoneのおすすめのGB、容量について詳しく解説していきます。

iPhoneの容量(GB)はどれくらい?

まずは2023年4月現在販売されているモデルの容量と、AppleStore価格を確認しておきましょう。

モデル 容量 価格(税込み)
iPhone 14 128GB
256GB
512GB
119,800円
134,800円
164,800円
iPhone 14 Plus 128GB
256GB
512GB
134,800円
149,800円
179,800円
iPhone 14 Pro 128GB
256GB
512GB
1TB
149,800円
164,800円
194,800円
224,800円
iPhone 14 Pro Max 128GB
256GB
512GB
1TB
164,800円
179,800円
209,800円
239,800円
iPhone SE 第3世代 64GB
128GB
256GB
62,800円
69,800円
84,800円
iPhone 13 128GB
256GB
512GB
107,800円
122,800円
152,800円
iPhone 13 mini 128GB
256GB
512GB
92,800円
107,800円
137,800円
iPhone 13 Pro 128GB
256GB
512GB
1TB

Apple製品取扱店で購入
(お店によって異なる)

iPhone 13 Pro Max 128GB
256GB
512GB
1TB

Apple製品取扱店で購入
(お店によって異なる)

iPhone 12 128GB
256GB
512GB
92,800円
99,800円
114,800円

Proモデルは1TBまでの容量となっており、通常モデルは512GBまでというのが近年のiPhoneの傾向となっています。SEモデルのラインナップは64GBから256GBです。

当然ですが容量が大きいほど価格は高くなり、128GB容量が増えるたび、おおむね15,000円ほどのアップとなります。

決して安い金額ではないので、自分にとって必要な容量のiPhoneを選びましょう。

iPhoneの日常使いには何GB必要?

自分にとって必要な容量を確認するには、利用しているアプリや写真などの容量を確認することが大事です。

ここからはiPhoneに使われる主な容量を紹介していきます。

iOSに必要な容量

iPhoneの容量は、すべてアプリや写真などに利用できるわけではありません。iOSやシステムデータが占める容量にも注意が必要です。

なおiOSに必要な容量はバージョンによって大きく異なります(すでにiPhoneを使っている方は、「設定」の「iPhoneストレージ」から現在のiOSとシステムデータの容量を確認できます)。

iOSの容量は今後増えていく可能性もあります。現時点での目安としては、iOSの必要容量として10GB、システムデータの目安としても10GB程度を見ておいてください。

主なアプリの容量

自分が頻繁に利用するアプリの容量も確認しておきましょう。

2023年2月現在のApp Storeにある主なアプリの容量は以下の通りです。

アプリ 容量
LINE 304.6MB
Instagram 261.9MB
YouTube 280.6MB
Amazon Prime Video 66.3MB
Twitter 241MB
Pokémon GO 354.4MB
パズル&ドラゴンズ 179.6MB
モンスターストライク 171.3MB

アプリによって容量は違いますが、5つアプリを導入するのなら1GBぐらいは消費すると考えておきましょう。

またアプリは使用しているうちに、キャッシュなどによって容量が増えていきます。ゲームに関してはアプリダウンロード後に、追加でデータをダウンロードする場合もあるので注意が必要です。

なお、ゲームの追加ダウンロードの容量は、多いものだと10GB以上になることもあります。

Amazon Prime Videoといった動画配信サービスやYouTubeも、動画をダウンロードすれば容量を大きく使用します。映画や動画をダウンロードして外出先で閲覧することが多い方は、大容量のiPhoneを購入しましょう。

写真・動画・音楽の容量

写真や動画、音楽の容量も計算する必要があります。

画質や曲の長さなどによっても容量は変わってくるので、一概には言えませんが、写真・動画・音楽のおおよその容量は以下の通りです。

データ 容量 補足
写真 1枚3MB 10,000枚で30GB
128GBのiPhoneなら約40,000枚保存可能
動画 1分150MB 1時間で9GB
128GBのiPhoneなら約14時間分保存可能
音楽 1曲10MB 100曲で1GB
128GBのiPhoneなら約12,000曲保存可能

写真は10,000枚保存したとしても30GB程度となります。

動画の場合は数十時間の長い動画撮影をすると、容量を圧迫しやすいので注意が必要です。たくさんの動画を撮る予定なら、大容量のiPhoneを購入したほうが無難です。

なお、iPhoneには「ストレージを最適化」という機能があります。フル解像度の写真や動画はiCloudに保存され、iPhone本体にはデータが縮小された写真や動画が保存されるようになります。

そのため「ストレージを最適化」の機能を活用すれば、上記よりも少ない容量でデータの保存が可能です。iPhoneに保存されるデータは必ずしもフルサイズではないということは覚えておきましょう。

シミュレーション

具体的にどのような使用状況でどれくらいの容量を使うのか、2年間使用することを想定してシミュレーションしてみましょう。

シミュレーション①
  • 毎日5枚の写真を撮る
  • 50種類のアプリを導入する
  • 1種類のゲームを遊んでおり追加ダウンロードで10GBを使用する
  • 音楽はストリーミングサービスを使用する
  • 動画は撮影しない
内容 使用容量
毎月100枚の写真を撮る 2年で約7GB
50種類のアプリを導入する 約10GB
1種類のゲームを遊んでおり追加ダウンロードで10GBを使用する 約10GB
iOS容量 約10GB
システムデータ 約10GB
合計 約47GB

音楽はストリーミングサービスを利用し、動画の撮影もしないのであれば、64GBあれば十分です。

シミュレーション②
  • 毎日10枚の写真を撮る
  • 100種類のアプリを導入する
  • 5種類のゲームを遊んでおり追加ダウンロードで50GBを使用する
  • 音楽を1,000曲保存する
  • 動画は1か月で30分撮影して保存する
テキスト テキスト
毎月300枚の写真を撮る 2年で約22GB
100種類のアプリを導入する 約20GB
3種類のゲームを遊んでおり追加ダウンロードで30GBを使用する 約30GB
音楽を3,000曲保存する 約30GB
動画は1か月で30分撮影して保存する 2年で約110GB
iOS容量 約10GB
システムデータ 約10GB
合計 約222GB

写真・動画の撮影、音楽の保存、ゲームプレイなど存分に楽しむ場合は、128GBでも足りない可能性が出てきます。

不自由なく存分にiPhoneを活用するなら256GBのモデルを選びましょう。

これからiPhoneを買うなら256GBモデルがオススメ!

これからiPhoneを買うなら256GBモデルがオススメです。

前述したように、256GBの容量があれば存分にiPhoneを活用したとしても余裕があるので安心です。

ゲームをたくさんプレイしても、頻繁に動画の撮影をしても、256GBモデルなら不自由に感じることはないでしょう。

ゲームをプレイせず動画や音楽も保存しないなら最小容量でもOK

ゲームをプレイせずに、動画や音楽も保存しないということであれば、最小の容量である64GBや128GBでも問題ありません。 

写真を保存したり、一般的なアプリをダウンロードする分には、64GBや128GBで不足することはほとんどないといって良いでしょう。

頻繁に動画の撮影をする方は1TBや512GBモデルを

1TBや512GBの容量は、一般的な使い方をする方にはほとんど必要ありません。 

一方、日常的に高画質の動画をiPhoneで撮影することが多い方は、1TBや512GBも候補の一つとして考えておきましょう。

販売店ごとのiPhoneラインナップ

2023年4月現在、販売店ごとのiPhoneのラインナップは以下の通りです。

販売店 iPhone
Apple Store iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone SE 第3世代
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12
ドコモオンラインショップ iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone SE 第3世代
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
au Online Shop iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone SE 第3世代
iPhone 13
iPhone 13 mini
SoftBankオンラインショップ iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone SE 第3世代
iPhone 13
iPhone 13 mini
楽天モバイル iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone SE 第3世代
iPhone 13
iPhone 13 mini

なお最新モデル以外は品切れになっていることも多く、そのまま販売終了する可能性もあります。もし欲しいと思っていた古いモデルが品切れだったら、再入荷を待つより、新しいモデルから選ぶのが無難です。

どうしても古いモデルを購入したい場合は、中古ショップの利用も検討しましょう。

iPhoneの容量を節約するには

最後にiPhoneの容量を節約する方法も紹介しておきます。

どれだけ適切な容量でiPhoneを購入したとしても、購入後に想定外の事態によって容量が足りなくなってしまうことは珍しくありません。

また「大容量のiPhoneを購入したいけど予算が足りない」という方も多いでしょう。

しっかりと容量の節約方法を覚えておけば、少ない容量でもiPhoneを快適に使うことができるので、ぜひ参考にしてください。

クラウドを活用する

クラウドの活用は、最も一般的なiPhone容量の節約方法です。

クラウドとは簡単に言えば、ネットワーク上にある保存スペースのことです。iPhone内ではなく、ネット上にデータを保存することで、容量の節約ができるようになります。

Appleが提供しているクラウドサービス「iCloud」では5GBまで無料で動画や画像を保存できます。動画や画像が多くて容量を圧迫しているなら、一部のデータをiCloudに移しましょう。

有料プランにすれば最大2TBまでiPhoneのデータをクラウドに保存できます。

iCloudの容量 月額料金
5GBまで 無料
50GBまで 130円
200GBまで 400円
2TBまで 1,300円

ほかにも、アマゾンプライム会員が利用できる「Amazon Photos」は、動画は10GB、写真なら無制限で保存できます。またGoogleが提供している「Google One」も月額料金を支払うことで大容量(最大2TB)のデータを保存できます。

さまざまなクラウドサービスを活用して、容量を節約しましょう。

必要なアプリだけ入れておく

アプリは必要なものだけにしておくのも重要です。 

「必要ないけど最初からあったからそのままにしてある」「引退したけどゲームアプリはそのまま残してある」ということも多いかと思いますが、使用していないのであればアプリは削除したほうが容量の節約になります。

特にゲームアプリは10GB以上もの容量を占めていることがあるため、プレイしていないのであれば削除するに越したことはありません。

できるだけ不要なアプリは削除して、ホーム画面をすっきりさせておきましょう。

動画や音楽はストリーミングで利用する

動画や音楽はストリーミングで利用することもできます。

YouTubeをはじめ、多くの動画アプリや音楽アプリはストリーミングサービスを提供しており、CDなどから音楽を取り込んでスマホに保存する、といった必要性は以前より少なくなっています。

すでに説明したとおり、スマホに動画や音楽を保存すると非常に大きな容量が必要になるため、可能な限りストリーミングサービスを活用して容量を節約しましょう。

まとめ

ほとんどの人にとって、iPhoneの容量は「256GB」がひとつの目安です。512GBや1TBは日常的に動画を撮影している人向けの容量となるので、一般的な使い方であれば256GBがおすすめです。

音楽や動画、ゲームなど容量の大きなデータを保存しない場合は、64GBや128GBで足りる場合も少なくありません。

もし容量が不足した場合でも、iCloudなどのクラウドサービスで問題は解決できることが多いので、無理に大容量のiPhoneを購入せずに、自分にとって適切な容量を選ぶようにしましょう。

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この記事の著者

Mysurance 編集部