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折りたたみスマホは使いやすい?日本で発売されているお勧め機種も紹介!

目次

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折りたたみスマホは斬新なデザインや機能性において、一部のユーザーから高い評価を得ています。

ですが「自分でも使いこなせるのか不安」「買いたいけど後悔しないか心配」と考えている方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、折りたたみスマホについて詳しく解説していきます。

折りたたみスマホのメリットやデメリットなど、正しく理解したうえで購入に踏み切りましょう。

折りたたみスマホとは?

折りたたみスマホとは、その名の通りディスプレイを折りたためるスマホのことです。

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一般的なスマホは前面にディスプレイがあり、使用時・不使用時に関係なく画面の形状は変更できません。。

対して、折りたたみスマホは不使用時はディスプレイを折りたたんで、使用時には折りたたんだスマホを開きます。そのため、不使用時はコンパクトにまとめられ、使用時は大画面を楽しめるというのが大きな特徴です。

また、中には折りたたんだ状態でも通常のスマホのように使える機種もあります。

一般的なスマホと比べると使用感に大きな違いが生まれるので、メリットやデメリットを正しく理解して、自分に向いているのか確かめましょう。

折りたたみスマホのメリット

折りたたみスマホは「横折りタイプ」と「縦折りタイプ」があり、メリットが異なります。それぞれの折りたたみスマホの主なメリットは以下の通りです。

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

【横折りタイプ】タブレットのように使えるのに小さい

横折りタイプの折りたたみスマホの最も大きなメリットが「タブレットのように使えるのに小さい」という点です。

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一般的なタブレットはサイズが大きく、スマホのように持ち運びには適していません。

ですが、折りたたみスマホは、大きいものでは7.6インチとタブレットに近いサイズでありながら、折りたためるので持ち運びにも適しています。

「スマホをタブレットのように使いたい」と考えているなら、横折りタイプの折りたたみスマホは一つの選択肢になるでしょう。

【横折りタイプ】マルチタスク

横折りの折りたたみスマホはマルチタスクにも優れています。

画面が2つに分かれているので、それぞれの画面で別の作業ができます。

主な例を挙げると以下の通りです。

  • 片方の画面でゲームをプレイ、もう片方で攻略サイトを見る
  • 片方の画面でYouTubeを見る、もう片方でネットサーフィンをする
  • 片方の画面でゲーム配信者を見る、もう片方で一緒にゲームをする

このように1つのスマホで一度にさまざまなことができるので、よりスマホの活躍の幅が増えます。

縦折りの折りたたみスマホでももちろんマルチタスクが出来ますが、上下に表示が分かれる点が好みがわかれるところです。

【縦折りタイプ】コンパクトになるので、持ち運びやすい

縦折りタイプの折りたたみスマホの最も大きなメリットが「コンパクトになるので、持ち運びやすい」という点です。

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ガラケーを使用していた際には、二つ折りタイプのガラケーをズボンのポケットに入れて持ち運んでいた方が多くいたかと思います。スマホ時代となってポケットに入らなくなり、不便を感じている方もいるのではないでしょうか。

縦折りタイプのスマホならば、ガラケーのコンパクトさとスマホの高性能を兼ね合わせており、手ぶらで移動や買い物をするライフスタイルが実現可能です。

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画面の角度調整【横折り・縦折りタイプ共通】

折りたたみスマホは画面の角度調整ができるのも大きな魅力です。

この角度調整によって、スマホを机の上において、好きな角度でビデオ通話ができたり、折りたたんだ画面下をキーボードにしてノートパソコンのように使いこなしたりできます。

他にもゲームプレイ時に画面下で操作を行い、ゲームの映像を画面の上に映せば、自分の好きなような角度で快適にゲームが楽しめます。

折りたたみスマホのデメリット

一方、折りたたみスマホのデメリットは以下の通りです。

  • 折りたたむと厚くなる
  • 端末によっては重い
  • 端末が少なく、高価格
  • つなぎ目の耐久性が低い

それぞれ詳しく解説していきます。

折りたたむと厚くなる

折りたたみスマホは、折りたたんだ時の厚みは基本的には10mmを超えており、機種によっては20mm以上になることも。

一般的なスマホの厚みは10mm以下であることがほとんどなので、どうしても折りたたみ時の厚さは目立ってしまいます。

人によっては折りたたんだ状態でズボンのポケットに入れると、存在感が大きくて邪魔に感じる可能性も考えられます。購入後後悔しないためには、ネットで購入するのではなく家電量販店やスマホショップなどで事前に端末を確認しておいた方がいいかもしれません。。

端末によっては重い

折りたたみスマホは、一般的なスマホに比べると重量が大きい傾向があります。

一般的なスマホは160g~200g程度ですが、折りたたみスマホは重いものだと300g近くになります。

軽さを重視しているなら、軽量の折りたたみスマホを選びましょう。

端末が少なく高価格

端末の選択肢が少ない点や、価格の高さもデメリットです。

折りたたみスマホは、そもそも発売されている端末数が少なく、選択肢が限られています。

また、価格に関しても、参入している会社の数の少なさや、製造のコストの高さなどから、ほとんどのスマホが10万円以上となっています。

価格が高いだけあって、カメラやCPUなどのスペックは決して低くはありませんが、安さを重視しているのであれば通常のスマホをおすすめします。

つなぎ目の耐久性が低い

折りたたみスマホはつなぎ目の耐久性が低いといわれています。

口コミで「つなぎ目部分が壊れた」といった声が見られるため、一般的なスマホに比べると耐久面に不安があります。

ただし、海外のユーザーがテストした動画では約12万回の開閉に耐えているため、一概に壊れやすいと断定できるわけではありません。

折りたたみスマホを選ぶポイント

折りたたみスマホを選ぶ際は以下のポイントに注目しましょう。

  • 縦折りか、横折りか
  • 使いやすいサイズと重量か
  • 折りたたみ時に操作できるか
  • キャリアが対応しているか

それぞれのポイントを正しく理解していれば、より自分に合った折りたたみスマホを選べるようになります。

折りたたみスマホは利用する人にとってはデメリットとなるもあるためので、後悔しないようにしっかりと確認しておきましょう。

縦折りか、横折りか

まずは縦折りか横折りかを選びましょう。

折りたたみスマホは、開いた状態が一般的なスマホと同じサイズな縦折りタイプと、折りたたんだ状態が一般的なスマホと同じサイズな横折りタイプの2種類があります。

 

タイプ

特徴

縦折り

  • 開いた状態が一般的なスマホと同じサイズ
  •   閉じるとコンパクトになる
  •    横折りに比べるとマルチタスクには向いていない
  • 軽量

横折り

  • 閉じた状態が一般的なスマホと同じサイズ
  • 開くとタブレットのように使える
  • マルチタスクに向いている
  • 重い

コンパクトに折りたたんでスマホを携帯したい場合は縦折りタイプを選びましょう。反対に、タブレットのように大画面を楽しみたい場合は横折りタイプを選びましょう。

使いやすいサイズと重量か

使いやすいサイズなのか、重量に問題はないか確認しましょう。

前述したように、折りたたみスマホは機種によっては重量が300g、厚みは20mm以上になることも少なくなりません。

安くはない買い物ですので、できれば家電量販店などで実際の機種を触って、使用感に問題がないかチェックしましょう。

折りたたみ時に操作できるか

折りたたみ時に操作できるかも確認しましょう。

折りたたみスマホは、折りたたんでいる状態でも一般的なスマホのように操作ができるタイプや、折りたたんでいる状態は小さなディスプレイが表示されるだけのタイプなど、さまざまあります。

閉じた状態で操作できるかどうかは、今後折りたたみスマホを使っていくうえで大きな要素になることは間違いありません。

閉じた状態でも使用したいなら、対応した折りたたみスマホを選びましょう。

キャリアが対応しているか

折りたたみスマホはキャリアでしか発売されていない場合もあります。

例えば、Galaxy Z Fold4はドコモとau、Galaxy Z Flip4はドコモとauと楽天モバイルでなければ購入できません。

キャリアで購入する場合は分割払いの有無、契約の有無などによって価格が変わってくるので、より自分に合った方法を選びましょう。

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国内で販売されているおすすめ機種4選


Galaxy Z Fold4

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画像引用元:Galaxy公式サイト

サイズ

130mm × 155mm × 6.3mm

折りたたみ時は67mm × 155mm × 14.2mm

重量

263g

ディスプレイ

7.6インチ

折りたたみ時は6.2インチ

CPU

Snapdragon 8+ Gen 1

メモリ

12GB (RAM) / 256GB (ROM)

メインカメラ

1,200万画素+5,000万画素+1,000万画素

フロントカメラ

1,000万画素+400万画素

販売キャリア

ドコモ・au

おサイフケータイ

対応

防水

対応

Galaxy Z Fold4はギャラクシーが22年9月に発売した横折りの折りたたみスマホです。ドコモとauで購入可能です。

価格は25万円近くで、決して安くはありませんが折りたたみスマホとしての魅力が詰まっています。折りたたみ時は6.2インチで一般的なスマホのように扱えますし、画面を開けば7.6インチの大画面ディスプレイで、タブレットのようにさまざまな作業ができます。

Galaxy Z Flip4

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画像引用元:Galaxy公式サイト

サイズ

165mm x 72mm x 6.9mm

折りたたみ時は85mm x 72mm x 15.9mm

重量

187g

ディスプレイ

6,7インチ

カバーディスプレイは1.7インチ

CPU

Snapdragon 8+ Gen 1

メモリ

8GB (RAM) / 128GB (ROM)

メインカメラ

1,200万画素1,200万画素

フロントカメラ

1,000万画素

販売キャリア

ドコモ・au・楽天モバイル

おサイフケータイ

対応

防水

対応

Galaxy Z Flip4はギャラクシーが発売した縦折りタイプの折りたたみスマホです。ドコモ・au

・楽天モバイルで購入可能です。

価格は15万円ほどと、Galaxy Z Fold4に比べると安く設定されており、比較的購入しやすいです。縦折りなので画面は大きくはありませんが、折りたためばコンパクトになり携帯性に優れています。

また、防水でおサイフケータイにもしっかり対応しているため、さまざまな場面で活躍します。安価な縦折りタイプの折りたたみスマホを探している方におすすめです。

Motorola Razr 5G

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画像引用元:Motorola公式サイト

サイズ

169.2mm x 72.6mm x 7.9mm

折りたたみ時は91.7mm x 72.6mm x 16mm

重量

192g

ディスプレイ

6.2インチ

カバーディスプレイは2.7インチ

CPU

Snapdragon 765G

メモリ

8GB (RAM) / 256GB (ROM)

メインカメラ

4800万画素

フロントカメラ

2000万画素

販売キャリア

ソフトバンク

おサイフケータイ

非対応

防水

非対応

Motorola Razr 5GはソフトバンクやSIMフリーで購入できる、縦折りタイプの折りたたみスマホです。

価格は20万円近くで、非常に高いですが、縦折りタイプの折りたたみスマホとしては、機能が充実しており、スペックも高いのが特徴です。折りたたみ時に確認できるカバーディスプレイは2.7インチと比較的大きいため、閉じている時の機能性はより高く感じられます。

充実した機能を持つ縦折りタイプのスマホが欲しいならMotorola Razr 5Gも検討してみましょう。

Surface Duo 2

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画像引用元:Microsoft公式サイト

サイズ

145.2mm x 184.5mm x 5.50mm

折りたたみ時は145.2mm x 92.1mm x 11.0mm

重量

284g

ディスプレイ

8.3インチ

1画面では5.8インチ

CPU

Snapdragon 888 5G

メモリ

8GB (RAM) / 128GB、256GB、512GB (ROM)

メインカメラ

1,200万画素1,200万画素1,600万画素

フロントカメラ

1,200万画素

販売キャリア

SIMフリーのみ

おサイフケータイ

非対応

防水

非対応

折りたたみスマホは高価な端末が多いのですが、もっとも手が届きやすい横折りタイプの折りたたみスマホが、Surface Duo 2です。価格は184,580円と横折りタイプにしては安く設定されています。

しかしスペックは他と比べても遜色なく、ディスプレイは開けた際の大きさは8.3インチと大迫力ですし、CPUに関してもSnapdragon 888を採用しているので、ゲームをプレイする場合にもマルチタスクをする場合にも大いに活躍します。

ただし、カバーディスプレイがなく、スマホを開かなければ操作ができません。閉じた状態でディスプレイを確認したり、スマホを操作したりできないので留意しておきましょう。

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まとめ

折りたたみスマホは使い勝手がよく、一部では人気がありますが、厚みがあり重量も大きいため万人におすすめできるスマホとは言えません。

しっかりと自分に合っているのか理解したうえで購入に踏み切りましょう。

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この記事の著者

Mysurance 編集部